2021年1月3日
昨年末、コンクールの受賞報告が相次いだ。コンクールに応募したのは夏や秋のことなので、私自身もすっかり忘れていた。生徒たちが賞状を持ってきてくれたり、各応募先からご連絡をいただいたりして、「そうだった!がんばって書いたんだ […]
2020年11月25日
話や見せ方が上手いとか、友達がすぐできるとか、 そういうことではないと思う。 最近、教室に通い始めた小3のH君。穏やかな笑顔が相手の心を和ませる。 「こんにちは。よろしくおねがいします」 「ありがとうございました」 すっ […]
2020年11月7日
先日、通い始めて1年半になる生徒が退会した。理由は受験の塾に通うためだ。 教室を始めて12年。子どもたちを見てきて思うのだが、国語が苦手な子が克服するには3年ぐらいはかかる。 だから残念な気持ちがしていたのだが、その生徒 […]
2020年9月29日
「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」 村上春樹氏の『風の歌を聴け』の冒頭に当時の私は衝撃を受け、日本文学を学ぶことにした。 「時流からいって英語とか外国語の学科じゃないの?」 […]
2020年9月11日
先日の中高生クラスでのこと。 おすすめの本を持ちより、互いに紹介し合った。 中高生なので、自分たちでインタビューを進めてもらう。それぞれの本談議に花が咲く。 添削をしながら、耳を傾けていると、 […]
2020年9月1日
先月、今年も読書感想文を終えた。選んだ本はそれぞれ。課題図書の子もいれば、思い入れのある一冊の子も。 低学年は「型」を使う。わかりやすい構成、一文の字数指定など、細かいルールに乗っ取って書く。低学年なのでル […]
2020年6月25日
先日、元小学校の先生とお話をした。 小さいころに折り紙や粘土、ものづくりなど、手先を使う遊びをすることが大切だという話になった。 指先を使う遊びの多い子は集中力や意欲が高まったり、考える力も育まれると思う。 先週から今週 […]
2020年4月2日
彼女のことをとても尊敬している。 この春、教室立ち上げから今に至るまでずっと通ってくれていた生徒との別れがあった。 11年間、一度も欠席、遅刻をしなかった。 11年も通っていれば、風邪を引いて休むことくらいありそうなもの […]
2020年2月21日
親や先生から「本を読んだ方がいいよ」と言われても、なかなかそういう気にならない。 中高生ともなれば、反発もしたくなるのだと、生徒が言っていた。 2020年度は「読書」に今一度注力していきたいと考えているのだが、 どうした […]
2020年2月18日
中高大生の冬休みの課題図書に『読書力』齋藤孝著を選びました。 この本を読んだ大学生の生徒が、 「中高生の頃、結構、本を読んでいたわりに読解力が低いなと思ったのはそういうことかと妙に納得しました」 と話していました。また、 […]