先週、低学年クラスでは『はれときどきぶた』を読んだ。

主人公は小学3年生の則安君。毎日、日記をつけているのだが、母さんがこっそり見ていることに気づく。母さんを驚かせてやろうと「明日の日記」を書く。「金魚が逃げた」とか「鉛筆をてんぷらにして食べた」とか、めちゃくちゃな内容。でもそれが本当に起こってしまうのだ。

小学生の時、面白くて繰り返し読んだ覚えがある。

子どもたちに読み聞かせると、目をキラキラさせながら聞いている。早く続き読んでほしいとせがまれた。子どもたちはお話が大好きだ。日常では起こり得ないお話だとなおのこと楽しそう。

教室でも「明日の日記」を書いてみることにした。

「本当に起こったらどうしよう!?」
「もし、本当に明日こんなことになったら、先生に連絡するね!」

と、口々に言いながら、嬉々として日記を書いていた。

今日の出来事を綴るのも良いが、未来のことだと何だかワクワクする。
子どもたちには「想像の翼」を羽ばたかせてほしい。

さて、先週書いた日記が本当に起こったかどうか、子どもたちに聞いてみようっと♪