昨日は、低学年、高学年クラスともに生徒に授業をしてもらいました。
低学年クラスはT君先生。
持ってきた本を紹介してくれました。
その後、T君先生からのいくつか質問がありました。そして、
「自分の考えをノートに書いてください」
という指示が出ました。
1年生のRちゃんは新調したばかりの消しゴムが気になるようで、よそ見をしています。
T君先生が、
「Rちゃん、早く書いてください。」
「よそ見しないで、ノートを見て!」
「急いで書いて!」
と、一生懸命、声かけをしています。
でも、Rちゃんはどこ吹く風。
「はぁ~」
とため息をつくT君先生。
人を動かすって大変だよね。
そうしているうちに閃いたようで、
「雪丸さんとRちゃんで相談しながら考えてもいいですよ」
とT君先生からのアドバイス。
すると、Rちゃんは
「はーい!」
と嬉しそうに返事をしました。
T君、すごい!アプローチの仕方を変えてきました。
T君の成長を垣間見た瞬間でした。
一方、高学年クラスはTちゃん先生。
さすがは高学年。プリントまで作成してきてくれました。
プリントに書かれた5つの質問に自分の考えを書きます
例えば、「うさぎに勝ちたい。どうすれば?(かめ吉)」。
私は「かけっこではなく、泳ぎで競うのはどうでしょう」と回答しました。
他の生徒は「どちらが長く生きられるかを競争してはどうですか」とか、
「ワープの練習をしてみよう」など、オリジナリティ溢れる回答をしていました。
その後発表して、それぞれの回答を吟味し、面白いな、良いなと思う回答にシールを貼っていきました。
互いの回答を発表し合ったとき、面白すぎて笑いあったり、回答を真剣に吟味する姿が印象的でした。
Tちゃん先生、説明をしながらもちゃんと聞き手の反応をうかがっていました。
「みんな、ちょっとわかってないかも!?」
と思ったら、別の言葉に置き換えて説明を変えたりしていました。
子どもたちは体験を通して学び、成長していきます。
これからも提案があれば、どんどん授業をしてもらおうと思いました。
私自身の授業を振り返ることもできました。
T君、Tちゃん、ステキな授業をありがとう!