「『〇〇の秋』って言いますよね?何の秋だと思いますか?」
と尋ねると、
「スポーツの秋!」「食欲の秋!」「芸術の秋!」
と子どもたちから返ってきました…。
「誰からも『読書の秋』と返って来なかったので、
今月からしばらく『本の紹介』を順番にすることにしました」
と伝えました。
「えーっ!」
と言いながらも、まんざらでもない感じ。
ピエニクラスも高学年クラスも中高生クラスも、
授業内で5分程、紹介タイムを設けました。
高学年にもなると、紹介の仕方が上手いなぁと感心します。
保護者の方も反応が速い。
「今日、〇〇ちゃんが紹介してくれた本を早速、買ってほしいと頼まれました」
とメールをいただきました。
先生や親御さんが薦める本より、
子どもたち同士で紹介し合う本の方が反応が良いなぁと思いました。
日本人の6割強が1年間に1冊も本を読まない時代。
「読む」というのは字面を追うことではありません。
内容を理解するということです。
社会に出て仕事をする上で大切なのは、理解力、読解力です。
本を読まずにこの力が育つとは思えません。
いろいろなジャンルの本に触れてほしいなと思っています。
他の人がどんな本を読んでいるのか、
子どもたちは興味津々。
結構、楽しみにしてくれているのが伝わってきます。