3年ぶりに作文発表会を開催しました。

テーマは「伝えたいこと」。

「テストへの疑問」「ペットのツンデレぶり」「苦手克服の方法」など、日常のことを取り上げて、考えたことや紹介したいことなどを発表しました。

最優秀賞に輝いたのは、昨年、高校を辞めた生徒の「しくじり先生」というタイトルの作文。

失敗をさらけ出し、そこから学んだことを赤裸々に語ってくれました。

会が終わった後、小3の生徒が「『しくじり先生』のお兄さんの作文が一番わかりやすかった」と、嬉しそうに伝えてくれました。

作文発表会は、他者の考えを知ることで、自身の視野が広がったり、新しい価値観を得たりすることができます。

普段はクラスの違う人たちが一堂に会するので、緊張すると思いますが、みんな、興味津々に他の人の発表に耳を傾けていました。

作文発表の後、小6の生徒が企画した「DJ作文」イベントを開催。保護者の方々も全員参加のワークショップは大盛況でした。

今年は、司会や運営を大学生の子たちに務めてもらいました。

緊張もしたと思いますが、「良い経験になりました!」「すごく楽しかったです!」という感想を聞いて、どんどん子どもたちに任せてやっていってもらおうと思いました。

課題に直面すると人は必死に考えて判断し行動しますものね。教えられないことは経験してもらうしかないのです。身体で知ったことは忘れません。

久しぶりの発表会、締めの挨拶をド忘れし、生徒に聞く始末(笑)。てんやわんやでしたが、また来年も楽しいことを企画しようと心から思ったのでした。

さて、4月からの新年度に向けて、しばし骨休めとしましょう。