今月中は、春休みの課題図書を使った授業が続く。
高学年クラスの課題図書は、『二番目の悪者』という本だった。
絵本なのでページ数は少ないのだが、深く考えさせられる物語だ。
子どもたちがこの本をどう捉えるのかが知りたくて、
課題図書にしてみたのだが、
親御さんたちからの連絡が相次いだのは予想外だった。
「この本、読んでみたかったのですよね!子どもと一緒に読みますね!」
「早速、私も読んでみました!すごく考えさせられました」
「子どもと、二番目の悪者について話し合いました!」
などなど、保護者の皆さんもとても気になったようだ。
春休み中にお子さんと一緒に読まれた方が多かったのはとても嬉しかった♪
授業内で、対話の時間を設けた。
「二番目の悪者って誰だと思う?なぜそう思うの?」
というテーマでペアで話し合ってもらった。
かなり盛り上がり、制限時間が過ぎても、終わらないペアもいたほどだった。
対話した後に書く作文は筆がスイスイ進む。
教室内にはカリカリという鉛筆の音だけが響き渡っていた。