「寒~い」、「ねむ~い」

 と、昨日のクラスではそんな声が多く聞かれました。

 さて、最近、お問合せをいただく方からのご相談で一番多いのが、

「読めてないと思うんです。理解していないというのか…」というものです。

 解決策はとてもシンプルだと思います。

 「本をたくさん読むこと」と「自分で文を書くこと」、これ以外にないと思います。

 以前、ある生徒が教室に通うようになったばかりの頃、

 不思議な読み方をしているなと思うことがありました。

 読解の問題で、文章を全部読まずに、下線部の周りだけを読んでいたのです。

 それでは文意がつかめません。
 
 なぜ、そんなふうに読んでいるのかを尋ねてみたところ、

 「だって、答えは線の近くにあるんでしょ」

 と返ってきてびっくりしました。

 試験対策としてどこかでそう教わったのだろうか!?

 そういう子が多くなってきるように思います。
 
 教室では、毎年長期休みには課題図書を宿題にします。

 この冬休みも課題図書を読んでくるように言いました。

 1月のレッスンでは、互いに問題をつくり合ったり、

 要約をしたり、読後の感想を書いたりしました。
 
 こういう訓練を積むことでしか、読解力は養えないと思います。
 
 文章を読み、書く。

 すごくシンプルなことなのですが、それをやるかやらないかで、

 その後の人生が大きく変わるのではないでしょうか。

 追伸:先日、ある先生から面白い授業の内容をお伺いし、

    早速、ピエニクラスで取り組んでみました。

    「自宅」から「学校」までの地図を作成し、

    他の人に説明するというものです。

    説明を聞いている人は聞きながら、説明通りに地図を描いていきます。

    説明が終わった後、説明者と聴衆の地図が限りなく近いものになっていたら、

    「おめでとう!説明上手!」

    となります。かなり盛り上がっています(^^♪