3月18日(日)、小学生クラスチーム対抗、初の「大ノミの市大会」を開催いたしました。
「優勝したときのコメントを練習しとくわ」
と、イメトレしてきたあるチームのリーダー、3年生女子。
ちゃんと入賞を果たしました。イメトレって大事です。
小学生42名が12チームに分かれお店屋さん、ご家族約100名がお客さん。
子どもたちはこの日を心待ちにしていました。数週間前から、ミーティングや役割分担、看板作りなど、準備を重ねて、迎えた本番。会場は熱気ムンムーン。
先生はほぼノータッチ。私も私で、会場の設営やスタッフの運営、ルール、教室通貨の作成など、やることが盛りだくさんすぎて、子どもたちに心配される始末。
「先生も大変やなぁ。おつかれさま」
などと、声をかけてくれる生徒も…。涙。
子どもたちのお店は、雑貨や本、服などを売っているところもあれば、「手作りおもちゃ」、「福袋屋さん」、「運試しのくじ屋」、「フィンランドの消費税を導入した200均一ショップ」、「トランプゲーム」、「占い」、「マジック」など、アイデアの宝庫。
商品の見せ方を工夫しているお店、チラシを配布しているお店や呼び込みに力を入れているお店、鈴やらカスタネットを鳴らしているお店など、お客さんに来てもらえるよう、様々な工夫をしていました。
目的は「売り上げを上げること」。上位3チームが表彰されます。子どもたちは目的を見失いませんでした。売り上げを上げるためにはどうしたらよいのか、チームでいろんなことを考え、行動に移していました。
「めっちゃ疲れたけど、楽しかった!」
という声があがり、やって良かったなぁと思いました。
正直、最初は、毎年の作文発表会に私はこだわっていました。国語教室で作文指導をしているんだから、作文発表会をやらなくてどうする!?と思っていたのです。
教室の理念は、「未知未踏に挑む未来のリーダーの育成」。そのためには、考える力や表現する力が大切。このノミの市、まさにその力を問われる、発揮できる場でした。
生徒はもちろん、ご家族の皆さんも楽しんでいる姿を見て、たまにはこういうのもありだなぁと思うのでした。
あまりにもノミの市に追われ、新年度の準備が滞っておりました…。4月からの新規募集も随時受付ております。ご興味のあります方はご一報を!